フード系ビジネスの新卒者離職率が高い原因は、考えてみたら当然だったという話

痛いニュース(ノ∀`) : すき家幹部「自分も月500時間業務のキツさを乗り越えてきて、今のすき家がある。部下はレベルが低い」 - ライブドアブログ

 

フード系ビジネスを行っている会社の離職率が高いというニュース、よく見かけますよね。和民やゼンショーは当然として、その他の飲食業も新卒者の離職率が高くなっているようで、僕も先日、そっち系の知人から『今、会社の離職率が高くってさ。会社の指示で「離職率が高いのはどうしてか?」っていうのを考えなきゃいけないんだよね』と愚痴をこぼしてました。「まぁ、色々と大変だろうからねぇ」なんて、曖昧な相槌を打っていた僕だったんですが、よくよく考えてみたら案外原因はシンプルでした。ちなみに、ヒントは「塩」です。

 

 

離職率の高さについてもそうですが、「そもそも応募者が集まらない」という話もありますね。「和民」という名前だけで警戒されてしまう、とかなんとか。うん、それはもう仕方ない。そういえば和民っていう言葉。渡邉美樹の頭文字を取って「渡美」→「ワタミ」→「和民」なんですね。知らなかったのでビックリしました。

 

 

脱線したので話に戻ります。離職率についてなんですが、そもそも離職をする人っていうのは今に始まった話じゃないわけです。昔の時代だって、今ほどではないかもしれませんが飲食・接客がきつくて辞めた人はいたわけで、つまり今、フード系ビジネスを行っている会社で幹部レベル、もしくは長年勤めている人は、既にキツさを乗り越えてきた人しかいないのです。

 

もう、選りすぐりの人たちなんです。ウユニ塩湖なみに、濃い人達なんです。いや、キツさを乗り越える過程でそうなっていったというべきかもしれませんが。今まで普通に生きてきた「生理食塩水」程度の塩分濃度の新卒者が、ウユニ塩湖のただ中に放り込まれるんです。しかも、ウユニ塩湖達は新卒者に、ウユニ塩湖になることを期待します。「自分もキツかったけど、乗り切ったんだ」と。そして、その場には当然のことながら「キツさを乗り切れなくて辞めた人」はいないわけです。だって、辞めてるんだもん。

 

だから、上記のゼンショー幹部のコメントにもある通り「部下のレベルが低い」というのも、一つの見方としては離職率が高い要因の一部なのだと、自分は思っています。ただ、根本の原因はそこではなくて

 

・「キツさを乗り越えた人しか会社に残らない」

・「自分がしてきたことを他人にも求めること」

 

この二つが合わさった結果として「離職率が高くなる」わけです。ゆとりがどうのとか、さとり世代がどうのとかを言う前に、企業にはもうちょっと、わが身を振り返ってほしいところですね。ちょっと余談ですが、全国のウユニ塩湖達の大半は、塩分濃度を濃くする以外に仕事をする方法を知らないように思います。そういう方達は、ヤマメのように清流に生息している魚を見て「脆弱だ」と勘違いしているようにも思います。そういう勘違いがある限り、企業と新卒者とのギャップはいつまで立って縮まりません。

 

あ、僕はヤマメを見たら美味しそうだと感じます。