とにかく、障害者って表現が悪過ぎる。

フレッシュジュースが、あまりフレッシュではないらしい。

  最近、巷では食品の名称偽装が流行だそうですね。先日、朝日新聞の一面をチラッと見たらブラックタイガーを使ってるにも関わらず車海老のテリーヌとしていたお店とか出てたらしいじゃないですか。
  しかも、どうやら担当者が「食材を変えた際、名称を変更することを忘れていた」とか言ってたとか。まぁ、流石にお袋の味と銘打ちつつ実はおっさんが調理してた・・・とかまでいくと、過剰反応な気もするんですが、まぁそれはともかくとして、最近の世の中って言葉に踊らされ過ぎじゃないですかね。

仕事、楽しんでます?

  わかりやすい例だと「ブラック企業」とかですね。過剰な労働時間とか待遇の悪さ、人間関係諸々含めてブラック企業、などと言ったりしますが、今現在「ブラック企業」という言葉は世の中の共通理解として蔓延っていて。
  それ自体にいいとか悪いとかはないんですが、その言葉の裏で、次第に影が薄くなっていく価値観もあるわけです。それは働きやすさとは違う、仕事をすることの楽しさってヤツです。皆さん、仕事楽しんでます? せっかくやるなら、辛いより楽しいほうがよくありません?
  ブラック企業だとかなんとか言いまくってたら、当然分かると思いますけど、滅入るに決まってるじゃないですか。

  ・・・・・・って、少し脱線しましたね。僕が言いたかったのは「障害者って言葉はどうなの?」ってことなんです。この言葉、かなり極悪です。

障害者?

  障害者。身体障害者とか、敢えて障がいって書いたり、障碍者って漢字で表したりもします。でも、結局は「障害がある人」っていう表現ですよね。もしくは「障害を持ってる人」って表現をされます。でも、この表現はあまり正しくありません。
  えっ?て思った人は、おそらく間違えて認識してます。というか、大半の人は間違って認識してます。でも、大丈夫です。すぐにわかりやすく説明します。

あなたの目の前に壁があるとします。

  このままだとあなたは前に進めません。俗にいう障害物ってやつです。ということはですね。つまり、あなたは障害者です。
  ・・・・・・いや、でもそういうことなんですよ。だって障害があるわけですよね。障害者と言われている人達は、その壁が他の人達より多いってだけです。勿論、身体的に他の人とは見た目が違う人もいます。でも、それがイコール障害者なのではなくて、例えば足が不自由だとかそういうことであって、そもそも障害って持つものじゃないわけですよ。
  体に障害がある・・・っていうのも変な話なんですが、足が不自由であるから、些細な段差が障害になりうるわけで、逆に言えば段差がない場所では障害がないわけだから、その人は障害者ではありません。これが、所謂バリアフリーってことですね。

「障害者」はさりげない差別的表現

  障害者ではない人のことを、健常者って言います。常に健やかな者って意味ですかね?  ってことは、障害者って常には健やかではない人なんですかね。

  とか、色々言い始めたら差別的表現なんてわんさかあるんですけど、障害者という言葉についてのみ言えば、この言葉が極悪なのは、障害者という言葉が、障害を、その人が持つ属性として写ってしまいやすいという点です。

  それがわからないまま、障害者を池沼って言ってたりすると、見えるものを見えなくなりますよ。言葉は癒しにも武器にもなりますから、慎重に扱うに越したことはありません。皆さんも気をつけて下さいね。