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この社会では人殺しが容認される。

 ここ十数年、一挙に自殺者が増えています。まぁ、度々問題になってますからご存知だとは思いますが、特に20代の自殺率がとんでもないんですね。はっきりいって死に過ぎです。

 

【図解・社会】自殺者数の推移

 

……はい。そして、鬱病の人だってわんさかいるわけです。 でもそれって、自殺者や鬱になる人が弱いからじゃない。希望に満ち溢れた社会ならまだしも、生きてるより死んだ方がマシって思われる社会だから、自殺者だったり心の病が増えているんだろ? 自殺者はただ勝手に死んだわけじゃない。僕は敢えてこう言い換えます。自殺者は、社会に殺されてるんだ、と。言ってる意味、なんとなく伝わります?

 

 最近働き始めた友人が、ぶっ倒れたそうです。点滴を打ってベッドで寝ていたそうです。それを聞いて僕は無性に悔しくなりました。拳を握りしめました。もしそいつを苦しめてるやつがいるなら、ぶん殴ってやりたいと思いました。

 鬱が悪化した友人もいます。それを聞いて、僕は悲しくなりました。悲しくなったけど、どうしていいかもわかりませんでした。僕が何か言ったところで、そいつを助ける言葉にはならないもの。

 そして僕は今働いてます。それが、どういうことを意味するかわかりますか? 僕らはただのうのうと生きているだけで、基本的には社会の中にいるわけです。幼児でも子どもでも学生だろうが大人だろうが社会を構成している一要員、そしてこの文章を読んでるあなたも社会の一要員です。それが、どういうことを意味するか知っていますか? 社会が人を殺しているのなら、つまり俺は、僕らは間接的に人を殺しているんです。今も尚、知らないうちに誰かの首に手を掛けながら生きているんです。

 

 だからどうだ、っていうわけでもないんですが。今生きている人達はこのことを知っているんだろうか? このことを知っているか知らないかでも、だいぶ違うと思うのよね。とにかく僕は、もうちょっと他の誰かに目を向けてあげられるような、優しくあることのできる社会を望みます。うんにゃ、とにかく僕は一人だろうが抗おうと思います。最後に僕の好きな、からくりサーカスから一言。

 

「勝てると…思っておるのかね?」

「ううん…でも…負けてあげない!!」

 

からくりサーカスは、僕の人生のバイブルです。